兎の上り坂
読み方
うさぎ の のぼりざか
意味
物事が自分に有利な条件のもとで、非常に調子よく、勢いよく進むことのたとえ。うさぎが後ろ脚のほうが長く、上り坂を駆け上がるのが得意だと考えられたことに基づく。
由来
うさぎは前脚より後ろ脚が長いため上り坂を走るのに向く、という古くからの観察・民間的な理解をたとえにした日本のことわざである。成立した正確な年代や最初の出典は明らかではない。なお、実際のうさぎの運動能力を厳密に説明した表現というより、身体的特徴に着想を得た比喩として用いられる。
分類・由来
備考
好条件を得て勢いよく進む場面を表す、やや古風な言い回し。個人の能力そのものより、得意な状況で発揮される勢いに重点がある。
例文
- 新商品の売れ行きは兎の上り坂で、発売初週から予想を大きく上回った。
- 得意分野の企画を任されてから、彼の仕事ぶりは兎の上り坂だ。
- 追い風もあって、チームの開発は兎の上り坂のように進んでいる。
類義語
- 破竹の勢い
- 飛ぶ鳥を落とす勢い
- とんとん拍子
- 順風満帆
対義語
- 亀の歩み
- 牛歩
- 遅々として進まない