余の辞書に不可能という文字はない
読み方:よ の じしょ に ふかのう と いう もじ は ない
意味
「自分には不可能なことはない」という強い決意や自信を表す言葉。困難に直面しても、最初から無理だとあきらめず、工夫と努力によって実現を目指すという積極的な態度をいう。実際に何でも可能だという事実ではなく、不屈の意志を強調する表現である。
由来
フランス皇帝ナポレオン1世の言葉として広く知られる。フランス語の「Impossible n'est pas français(不可能という語はフランス語にはない)」に由来するとされ、日本では「余の辞書に不可能という文字はない」という形で定着した。1813年ごろのナポレオンの発言・書簡に結び付けられることが多いが、現在の日本語の形そのものが本人の正確な原文であるかは明確ではない。
備考
「余」は、目上の人や古風な男性が自分を指す一人称。現代の日常会話ではやや大げさで、冗談めかして使われることもある。ナポレオンの名言として引用されるのが一般的。
例文
- 新規事業の立ち上げは困難だが、彼は「余の辞書に不可能という文字はない」と言って準備を進めた。
- 何度失敗しても挑戦をやめない彼女の姿勢は、まさに余の辞書に不可能という文字はない、というものだ。
- チームを鼓舞するために、監督は「余の辞書に不可能という文字はない。最後まで勝利を信じよう」と語った。
分類
類義語
対義語
- 万策尽きる
- お手上げ
- 為す術がない