仰ぐより稼げ
読み方:あおぐ より かせげ
意味
他人に援助や施しを求めて頼るよりも、自分で働いて収入を得るべきだ、という教え。独立心を持ち、自分の力で生活を支えることの大切さをいう。
由来
正確な初出文献や成立年は未詳である。「仰ぐ」には、上を見上げる意味のほかに、他人の助け・恩恵を求めるという意味がある。その「人に仰ぐ」ことと、自ら働いて「稼ぐ」ことを対比させた、日本の自助を重んじる教訓として定着した表現である。
備考
「仰ぐ」はここでは「人の援助や恩恵を求める」の意。困っている人への支援を否定する言葉ではなく、安易な依存を戒め、自立を促す文脈で用いる。
例文
- 生活に困っても、まずはできる仕事を探そう。仰ぐより稼げという考え方も大切だ。
- 彼は親の援助を当てにせず、仰ぐより稼げとばかりにアルバイトを始めた。
- 独立して店を開く娘に、祖父は「仰ぐより稼げ。自分の腕を信じなさい」と励ました。
分類
類義語
- 働かざる者食うべからず
- 人に頼るより己を頼れ
- 自力更生