事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり
読み方
ことを はかるは ひとに あり、 ことを なすは てんに あり
意味
計画を立てたり努力したりすることは人間にできるが、それが成功して完成するかどうかは、天の意志・運命・人の力ではどうにもならない条件に左右される、という意味。人事を尽くした後は結果を受け入れるという含みもある。
由来
中国の歴史小説『三国演義』に見られる「謀事在人、成事在天(事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり)」に由来するとされる。『三国演義』は明代初期、14世紀後半から15世紀ごろに成立したとされる。日本へ伝来し、漢文調のことわざとして定着した時期は明確ではない。
分類・由来
備考
「天」は必ずしも宗教上の神だけを指さず、運命や自然条件、人知を超えた巡り合わせをいう。努力を否定する言葉ではなく、最終結果には不確定な要素があることを表す。
例文
- 新製品の企画と準備は万全だが、市場で成功するかどうかは、事を謀るは人にあり、事を成すは天にありだ。
- 私たちはできる限りの対策をした。あとは事を謀るは人にあり、事を成すは天にありという気持ちで結果を待とう。
- 屋外イベントは突然の大雨で中止になった。事を謀るは人にあり、事を成すは天にありとは、まさにこのことだ。
類義語
- 人事を尽くして天命を待つ
- 人力の及ばぬこと
- 運を天に任せる
対義語
- 人定めて天に勝つ
- 為せば成る