上梁正しからざれば下梁歪む
読み方:じょうりょう ただしからざれば かりょう ゆがむ
意味
組織や集団で上に立つ者の行いや態度が正しくなければ、その影響を受けて部下や下位の者の行いも乱れ、組織全体が悪くなるというたとえ。指導者・親・先輩などが手本を示す重要性をいう。
由来
中国のことわざ「上梁不正下梁歪」に由来する。建物の上部の梁が正しくなければ下の梁もゆがむことを、上位者の行いが下位者に影響することにたとえた表現である。日本では漢文訓読調の「上梁正しからざれば下梁歪む」の形で用いられるが、この句そのものの確実な初出は未詳である。
備考
「上梁」は建物の上部を支える梁、「下梁」はその下の梁を指す。古風な否定表現「正しからざれば(正しくなければ)」を含む、漢文訓読調のことわざである。
例文
- 経営者が規則を守らないのに社員だけに遵守を求めても説得力がない。上梁正しからざれば下梁歪む、ということだ。
- 子どもに礼儀を教えるなら、まず親自身が挨拶をするべきだ。上梁正しからざれば下梁歪むと言うからである。
- 管理職の不正を放置すれば職場の規律も崩れる。まさに上梁正しからざれば下梁歪むだ。
分類
類義語
- 魚は頭から腐る
- 上の行い下に倣う
- 上梁不正下梁歪