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率先垂範

読み方:そっせん すいはん

意味

他人より先に行動を起こし、自ら模範を示すこと。「率先」は人の先に立つこと、「垂範」は手本・規範を示すことをいう。上司や指導者が、指示するだけでなく自分で実行して周囲を導く場合に用いる。

由来

中国南朝宋の歴史書『宋書』に由来するとされる。『宋書』は梁の沈約によって5世紀末ごろに編纂された。もともと「率先」は先頭に立つこと、「垂範」は後世や他者に手本を示すことを表し、両者が結び付いて、みずから率いて模範を示す意味の四字熟語となった。

備考

主に組織の上司・指導者・教育者などの行動をほめる語。後ろに「する」「の姿勢」「の精神」などを伴う。「垂範」は単なる指示ではなく、自ら実行して手本となることを含む。

補足

  • 「率先」を「りっせん」と読まない。正しくは「そっせん」。
  • 「垂範」を「垂犯」などと書かない。正しくは手本を意味する「範」を用いる。
  • 単に命令や指示を出す意味ではない。自分自身が先に実行して模範を示す場合に用いる。

例文

  • 新任の部長は、残業削減を命じるだけでなく、定時退社を率先垂範して職場の意識を変えた。
  • 安全管理では、管理職が保護具を正しく着用して率先垂範することが重要だ。
  • 地域の清掃活動に率先垂範して参加する彼の姿に、多くの住民が続いた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字