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一日師、終身父

読み方:いちじつのし、 しゅうしんのちち

意味

一日だけでも教えを受けて師と仰いだ人は、生涯にわたって父親と同じように敬い、恩を忘れてはならないという教え。師弟関係における尊敬と感謝の深さを表す。

由来

中国の教訓に由来する。「一日為師、終身為父(いちじつ しと なるは、しゅうしん ちちと なるが ごとし)」という句が元で、古い教訓書『太公家教』に見えるとされる。ただし、『太公家教』の成立時期や著者には諸説があり、正確な年代は不明である。日本では漢文の素養とともに受容され、「為」を省いた形でも用いられる。

備考

「一日為師、終身為父」ともいう。現代では実の父と同一視する意味ではなく、教えを受けた人への長い敬意・感謝を表す。やや格式ばった表現。

例文

  • 恩師の退職祝いには必ず出席したい。一日師、終身父という思いがあるからだ。
  • たとえ短期間の指導であっても、一日師、終身父として先生への感謝を忘れてはいけない。
  • 新人時代に仕事を教えてくれた先輩を今も敬っている。一日師、終身父という言葉どおりだ。

分類

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字