高論卓説
読み方:こうろん たくせつ
意味
すぐれた議論や、内容の深い立派な意見・学説をいう。「高論」も「卓説」も、普通の考えを超えた優れた論説という意味である。相手の意見を敬ってほめる場合にも用いる。
由来
「高論(高尚で優れた議論)」と「卓説(卓越した意見・説)」という漢語を重ねた四字熟語である。特定の中国古典の故事や単一の典拠は確認されておらず、正確な成立時期も不詳である。日本では主に文章語として、学問的・論理的に優れた意見を評価する表現として定着した。
備考
相手の意見をほめる敬意のこもった語だが、文脈によっては、もっともらしい議論を皮肉る言い方にもなり得る。日常会話よりも評論・演説・文章で用いられやすい。
補足
- 「高論卓越」と書かない。正しくは「高論卓説」。
- 単に話し方が上手いことではなく、議論・意見の内容が優れていることを表す。
例文
- 教授の高論卓説を聞き、問題を別の角度から考える必要があると気づいた。
- 会議では彼女の高論卓説が参加者を納得させ、計画は修正されることになった。
- 批判するだけでなく、高論卓説を示して代案を提案してほしい。
分類
類義語
- 卓論高説
- 高談雄弁
対義語
- 凡論俗説