風霜高潔
読み方:ふうそう こうけつ
意味
秋の風景が、澄みきって清らかで爽やかなさま。秋風が吹き、霜が降り、空が高く晴れ渡っている様子をいう。「高潔」はここでは人柄のことではなく、空や景色が高く清らかな状態を表す。
由来
中国・北宋の文人、欧陽脩(おうようしゅう)が慶暦6年(1046年)ごろに著した「酔翁亭記」にある「風霜高潔、水落而石出者、山間之四時也」に基づく。山間の四季を描写した一節で、「風霜高潔」は秋の、風が冷たく霜が降り、空が高く澄んだ景色を指す。
備考
主に秋の自然・景観を雅やかに表す文語的な語。日常会話ではあまり用いない。「高潔」を人物の気高い人格の意味だけに取らないよう注意する。
補足
- 「風霜高節」と書くのは誤り。正しくは「風霜高潔」。
- 「高潔」を人物の人格だけを表す語と解釈するのは不正確で、原義は秋の空や景色が高く清らかなことである。
例文
- 十月の高原は空が澄み渡り、まさに風霜高潔という趣だった。
- 朝の山寺には冷たい秋風が吹き、風霜高潔の景が広がっていた。
- 作者は風霜高潔の山里を描くことで、深まりゆく秋を印象づけた。
分類
類義語
この四字熟語に使われている漢字
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