顧名思義
読み方
こめいしぎ
意味
名称や言葉の表面に表れている意味から、その内容・性質を推し量ること。「名を顧みて義を思う」、すなわち名前を見てその意味を考える、という意。名称から見れば当然理解できることをいう場合にも用いる。
由来
中国の歴史書『三国志』魏書「王昶伝」に見える語とされる。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀後半から280年代ごろに編纂した史書である。「顧」は振り返って見る、「名」は名称、「思」は考える、「義」は意味・道理を表し、「名を見てその意味を考える」という構成になっている。
備考
漢文由来のやや硬い表現。名称から意味を推測できる場合に使うが、実際の内容が必ず名称どおりであることまで保証する語ではない。
例文
- 「地域限定商品券」という名称なら、顧名思義、利用できる地域が限られる制度だと分かる。
- この機能は「自動保存」と名付けられているので、顧名思義、作業内容を自動的に保存するものだ。
- 「低糖質食品」は、顧名思義、糖質を抑えた食品を指す言葉である。
類義語
- 望文生義
- 字義通り
- 一目瞭然