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雌伏雄飛

読み方:しふく ゆうひ

意味

雌鳥が地に伏し、雄鳥が空高く飛ぶというイメージから、力を蓄えながら好機を待ち、時機が来たら大いに活躍・飛躍すること。一時的に目立たない場所で忍耐し、将来の成功や再起を目指すことをいう。

由来

中国の史書『後漢書』趙典伝にある「大丈夫当雄飛、安能雌伏(大丈夫たる者は雄飛すべきで、どうして雌伏していられようか)」という句に基づく。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀、432~445年頃に編纂した。雌鳥が伏す「雌伏」と、雄鳥が飛び立つ「雄飛」を対にし、日本では忍耐して機会を待ち、後に飛躍する意の四字熟語として定着した。

備考

主に、将来の活躍を見据えて一時的に身を低くし、力を蓄える前向きな忍耐をいう。「雌伏」だけでは、単に不遇な状態にある意味にもなりうるが、「雌伏雄飛」は後の飛躍まで含意する。

補足

  • 「雄飛」を「おうひ」と読まない。読みは「ゆうひ」である。
  • 「雌伏」を「雌服」、「雄飛」を「勇飛」などと書き誤らない。
  • 単に引きこもったり敗北したりする意味ではなく、将来の飛躍を目指して力を蓄えるという含みがある。

例文

  • 彼は不遇の数年間を雌伏雄飛の時期と考え、研究と準備を怠らなかった。
  • 敗北を経験しても雌伏雄飛の志を失わず、彼女は新たな事業で再起した。
  • 海外進出の機会をうかがうその企業は、国内で技術を磨きながら雌伏雄飛を期している。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字