集思広益
読み方
しゅうし こうえき意味
多くの人の意見や知恵を集め、それを広く役立てて、よりよい方策や成果を得ること。個人の独断に頼らず、複数の人が考えを出し合って問題を解決しようとする姿勢をいう。由来
中国の歴史書『三国志』蜀書・諸葛亮伝にある、諸葛亮の言葉「集衆思、広忠益也(衆人の考えを集め、忠言による利益を広げる)」に基づく。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀後半から280年代ごろに編纂したとされる。「集思広益」は、この趣旨を四字にまとめて成立した語で、日本語でも漢語的・文章語的に用いられる。備考
主に組織運営、会議、政策立案などで用いる硬い表現。「集思広益を図る」「集思広益の精神」の形が多い。単に多数決をすることではなく、多様な知恵を生かすことに重点がある。例文
- 新規事業の方針は、各部署の意見を集めて集思広益を図りながら決定した。
- 地域の課題を解決するには、行政だけでなく住民も参加して集思広益することが重要だ。
- 会議では若手の提案にも耳を傾け、集思広益の精神で改善案を練り上げた。
類義語
- 群策群力
- 衆知を集める
- 三人寄れば文殊の知恵
- 合議制