開口一番
読み方:かいこう いちばん
意味
口を開いて、最初に言葉を発すること。また、話し始めてすぐに何かを言うこと。「開口一番、『……』と言った」のように用い、最初の発言の内容を強調する表現。
由来
中国古典の特定の故事や仏典を典拠とする四字熟語ではない。「開口(口を開くこと)」と「一番(最初)」を組み合わせてできた日本語の慣用表現である。明治期以降の文章語として広く定着したとみられるが、正確な初出年は未詳。
備考
多くは「開口一番、『……』と言う」の形で、直後に最初の発言内容を続ける。「話し始めるなり」という意味合いを強調する表現である。
補足
- 「開口一発」は誤用・混同であり、正しくは「開口一番」。
例文
- 会議の冒頭、部長は開口一番、「安全を最優先にしよう」と述べた。
- 久しぶりに会った祖母は、開口一番、私の顔色を心配した。
- 監督は選手たちに開口一番、「今日は守備から入る」と伝えた。
分類
類義語
- 第一声
- 口火を切る
- 開口劈頭
- 口を開くや否や
対義語
- 口をつぐむ
- 終始無言
- 沈黙寡言