遮二無二
読み方:しゃに むに
意味
ほかのことや結果をあまり顧みず、一つの目的・物事だけに向かって、ひたすら熱心に行動すること。がむしゃらに取り組むさまをいう。努力を強調する場合に用いるが、周囲への配慮を欠くというニュアンスを伴うこともある。
由来
「二を遮って無二とする」、すなわち二つに分かれることや他の選択をしりぞけ、一つだけに定めるという意味から生じた語とされる。特定の中国古典や仏典に出典を求める説は定まっておらず、成立した時代・初出は不明である。
備考
「遮二無二に努力する」「遮二無二取り組む」のように、副詞的に用いることが多い語である。目的への強い集中を表す一方、周囲が見えなくなるほどの性急さを批判的にいう場合もある。
補足
- 「しゃじむに」と読まない。正しくは「しゃにむに」。
- 「遮二無二」は、一つのことに専念する意であり、単に乱暴・無計画に行動することだけを意味する語ではない。
例文
- 彼は試験までの一か月間、遮二無二勉強した。
- 新事業を成功させようと、社員たちは遮二無二働き続けた。
- 夢を追う熱意は立派だが、遮二無二になるあまり健康を損なってはいけない。