超群抜萃
読み方:ちょうぐん ばっすい
意味
多くの人々の中で、群を抜いて優れていること。また、そのように特に秀でた人物・才能をいう。「超群」は集団を超えること、「抜萃」は多く集まったものの中から抜き出ることを表す。
由来
中国の歴史書『晋書』夏侯湛伝に見える語とされる。西晋の文学者・夏侯湛の、才知や文章が同時代の人々より際立っていたことをたたえる文脈で用いられた。『晋書』は唐代の646年ごろに房玄齢らによって編纂された。「群を超え、萃(あつ)まりを抜く」という字義から、抜群の優秀さを表す。
備考
文章語・褒め言葉として用いられることが多く、日常会話では「抜群」「群を抜く」のほうが一般的。「抜萃」を、文章の一部を取り出す意味の「抜粋」と書き替えないよう注意する。
別表記
- 超群拔萃
補足
- 「超群抜粋」は誤り(正しくは「超群抜萃」)。「抜粋」は文章などの一部を抜き出す意。
- 「ちょうぐんばつすい」ではなく、一般に「ちょうぐんばっすい」と読む。
例文
- 彼女は若手研究者の中でも超群抜萃の実力を備えている。
- その画家の色彩感覚は超群抜萃で、見る者を強く引きつける。
- 数多くの候補者の中で超群抜萃の成績を収めたため、彼が代表に選ばれた。
分類
類義語
- 出類抜萃
- 卓越不群
- 抜群
- 卓絶
- 傑出
対義語
- 平々凡々
- 凡庸