解甲帰田
読み方
かいこうきでん意味
甲冑を脱いで田畑に帰ること。転じて、戦争が終わって兵士が武装を解き、故郷に戻って農業などの平穏な生活に復すること、また戦乱が終結して世の中が平和になることをいう。由来
中国由来の成語。「解甲」は甲冑・武装を解くこと、「帰田」は田畑に帰ることを表す。中国の作家・高陽(1922~1992)の歴史小説『清宮外史』に用例があるとされ、成立・定着は20世紀後半とみられる。日本語では、その字義に基づき、戦争の終結や兵士の帰農をいう四字熟語として用いられる。備考
主に戦争の終結、退役兵の帰郷・帰農を表す硬い語。日常会話ではあまり用いず、歴史・評論文などで見られる。実際に農業へ戻る場合のほか、争いの場を離れて平穏な生活に入る比喩にも使える。例文
- 長年にわたる戦乱が終結し、兵たちはようやく解甲帰田の日を迎えた。
- 王は解甲帰田を進めるため、退役兵に農地と農具を与えた。
- 彼は競争の激しい職場を離れて故郷で農業を始め、比喩的な解甲帰田の生活を選んだ。
類義語
- 解甲帰農
- 偃武修文
対義語
- 投筆従戎
- 兵戈倥偬