袖手傍観
読み方:しゅうしゅ ぼうかん
意味
手を袖の中に入れたまま、何も手出しをせずにそばで見ていること。転じて、問題や他人の困難に対して関わろうとせず、ただ傍観する態度をいう。多くは消極的・無責任な態度を批判する文脈で用いる。
由来
中国の歴史書「宋史」に見える「袖手旁観」に由来するとされる。袖に手を入れて行動しないまま、そばで眺めるという姿を表した語である。「宋史」は元代の1340年代に編纂された。日本では「旁」を「傍」と書く形が一般的である。
備考
「袖手傍観する」の形で用いることが多く、傍観者の消極性や無責任さを非難する語感を伴う。「拱手傍観」とは類義の別語である。
別表記
- 袖手旁観
例文
- 問題が起きているのに、管理者が袖手傍観していては解決しない。
- 地域の課題を袖手傍観するのではなく、住民一人ひとりが意見を出すべきだ。
- 友人の窮地を袖手傍観していたことを、彼は後になって深く後悔した。