行住坐臥
読み方:ぎょうじゅう ざが
意味
歩くこと、立ち止まること(立つこと)、座ること、横になることの四つをいう。転じて、人の日常におけるすべての起居・動作、または常日頃の振る舞い全般を表す。
由来
仏教で重視される「四威儀(しいぎ)」、すなわち行・住・坐・臥という四つの基本姿勢に由来する語である。中国で漢訳された仏典・仏教論書に見られ、『大智度論』などに用例がある。『大智度論』は鳩摩羅什が5世紀初頭(402~406年頃)に漢訳したとされる。
備考
本来は仏教の修行・作法に関する語だが、現在は「日常のあらゆる動作・場面」の意味でも用いる。「坐」は「座」とも書く。
別表記
- 行住座臥
例文
- 修行者は、行住坐臥のすべてにおいて心を乱さないよう努める。
- 健康を保つには、食事だけでなく行住坐臥にわたって姿勢を意識することが大切だ。
- 彼女は行住坐臥、相手への礼節を忘れない人だ。
分類
類義語
- 四威儀
- 起居動作
- 日常動作