衆志成城
読み方:しゅうし せいじょう
意味
多くの人が同じ志や意志を持って力を合わせれば、堅固な城を築けるほど大きな成果を成し遂げられるということ。人々の団結した力の強さをいう。
由来
中国の古典「国語」の「周語下」にある「衆心成城、衆口鑠金(しゅうしんじょうじょう、しゅうこうしゃくきん)」に基づく。「多くの人の心が一つになれば城を築くことができる」という意で、春秋時代の周王室に関する説話を伝える。『国語』の成立は戦国時代(紀元前4~3世紀頃)とされ、「衆心」が「衆志」となって成語として定着した。
備考
主に、組織・地域・国家など多くの人々が心を一つにすることを、やや格調高く表す語。「衆志」は多くの人の志、「成城」は城を築く意である。
誤用・混同注意
- 「衆志城成」は誤り(正しくは「衆志成城」)。
- 原典には「衆心成城」という表現があり、「衆心」を単なる誤字とみなさない。
例文
- 復興には行政だけでなく住民の協力が欠かせない。まさに衆志成城の精神が必要だ。
- 部員全員が同じ目標に向かって努力した結果、弱小だったチームは全国大会への出場を果たした。衆志成城とはこのことだ。
- 困難な事業でも、関係者が衆志成城で取り組めば、実現への道は開ける。