蝦兵蟹将
読み方:かへい かいしょう
意味
蝦(えび)の兵士と蟹(かに)の将軍という意味から、取るに足りない弱い兵士や、力のない手下・小者の集団をたとえていう語。多くは敵方や、軽蔑する対象の勢力を指して用いる。
由来
中国・明代、16世紀後半に成立した長編小説『西遊記』に見える語。東海竜王の配下として「蝦兵蟹将」が登場し、海中の蝦の兵士と蟹の将軍を指した。そこから、弱小で取るに足りない兵や手下の意味で使われるようになった。
備考
相手の兵力や部下を見下していう、強い軽蔑のニュアンスをもつ語。現実の人や組織に用いる際は失礼になりやすいため注意が必要。
誤用・混同注意
- 水中戦に長けた精鋭部隊という意味ではなく、取るに足りない手下・弱い軍勢をいう。
- 「海兵蟹将」と書くのは誤りで、正しくは「蝦兵蟹将」。
例文
- 敵軍は数こそ多いが、わが軍にとっては蝦兵蟹将にすぎない。
- 孫悟空は竜宮へ向かう途中、立ちはだかる蝦兵蟹将を次々に退けた。
- 新規事業を成功させるには、蝦兵蟹将を寄せ集めただけの組織では心もとない。