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蝉腹亀腸

読み方:せんぷく きちょう

意味

蝉の腹のように小さく、亀の腸のように細いという意から、食べる量がきわめて少ないこと、小食であることをいう。転じて、わずかな食事で足りる人や、そのような食生活を表す。

由来

中国の古い漢文語彙に由来する四字熟語とされるが、語が初めて用いられた特定の文献や正確な成立年代は未詳である。蝉は露などをごくわずかに摂り、亀も少ない食で生きるという古い観念を背景に、「小さな蝉の腹」と「細い亀の腸」を並べて小食を表した。日本には漢籍・漢語の受容を通じて伝わった。

備考

日常会話ではあまり使われない、やや文語的・漢語的な表現。「食欲がない」という一時的な状態より、もともと小食な性質を述べる場合に向く。蝉や亀の食性に関する説明は古い観念に基づく。

例文

  • 祖父は昔から蝉腹亀腸で、一人前の食事でも食べ切れないことが多い。
  • 彼女は蝉腹亀腸のため、会食では少量の料理をゆっくり味わっている。
  • 夏ばてで蝉腹亀腸となり、数日はおかゆを少しずつ食べて過ごした。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字