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虚左以待

読み方:きょさ い たい

意味

優れた人物・尊敬すべき客を迎えるために、最も上位の席を空けて待つこと。転じて、優秀な人材や大切な客を敬意をもって迎え入れる準備をし、来訪を強く期待して待つことをいう。

由来

中国の司馬遷『史記』魏公子列伝に由来する。戦国時代(紀元前3世紀ごろ)、魏の公子である信陵君が、才能ある侯嬴を迎える際、車の上座である左の席を空けて待ち、自ら迎えに行った故事に基づく。「虚左」は左の上座を空席にする意で、「以待」はそのようにして待つ意。

備考

非常に改まった文章語で、人材の招聘や賓客の歓迎について用いる。日常会話では「上席を空けて待つ」「丁重に迎える」などと言い換えることが多い。古代中国では車内の左席が上座とされた。

別表記

  • 虛左以待

誤用・混同注意

  • 「虚左」は単に左側の席を空ける意味ではなく、古代中国で上座とされた左席を空けて敬客・待賢の意を示すことをいう。
  • 「虚」を「空虚」の意味だけに捉えず、「空ける」の意として理解する。

例文

  • 会社は新規事業を率いる人材を、虚左以待している。
  • 主催者は海外からの賓客を虚左以待し、最高の席を用意した。
  • 研究所は卓越した研究者を虚左以待する姿勢を内外に示した。

分類

類義語

対義語

  • 門前払い
  • 冷遇

この四字熟語に使われている漢字