良朋益友
読み方:りょうほう えきゆう
意味
人格や学問の面でよい影響を与え合い、自分を成長させてくれる、すぐれた友人のこと。「良朋」はよい友、「益友」は自分のためになる友をいう。単に親しいだけでなく、交わることで徳や知識を高められる友人を指す。
由来
中国の儒教経典『論語』季氏篇にある「益者三友、損者三友(益となる友には三種、害となる友にも三種ある)」という教えに基づく語である。『論語』は孔子(紀元前551~前479年)の言行を弟子たちが伝え、戦国時代ごろ(紀元前5~4世紀ごろ)までに編纂されたとされる。「良朋」と「益友」を重ね、よい影響を与える友を表す。
備考
「益」は金銭的な利益ではなく、人格・学問・行いの面でためになることを表す。改まった文章や、交友関係を褒める場面で用いられることが多い。
補足
- 「益友」を、単に仕事や金銭の利益をもたらす友人という意味に限定して解釈するのは不適切。人格的・精神的によい影響を与える友を指す。
- 「良朋益友」を「りょうゆうえきゆう」と読まない。標準的な読みは「りょうほうえきゆう」。
例文
- 学生時代に得た良朋益友との議論が、今の私の考え方の土台になっている。
- 新しい職場でも、互いに仕事を高め合える良朋益友に恵まれたい。
- 子どもには良朋益友を選び、自分自身も友人にとって有益な存在であってほしい。
分類
類義語
対義語
- 悪友
- 損友