興廃盛衰
読み方:こうはい せいすい
意味
世の中の物事や国家・組織・人などが、栄えたり衰えたり、起こったり滅びたりする移り変わりをいう。「興」は起こること、「廃」は廃れること、「盛」は盛んなこと、「衰」は衰えることを表す。
由来
「興(おこる)・廃(すたる)」と「盛(さかん)・衰(おとろえる)」という、相対する漢語を二組重ねて作られた語である。特定の中国古典の一文を直接の典拠とする故事成語としては定説がなく、成立時期は不詳。漢文調の表現として、国家や時代の変遷を述べる際に用いられてきた。
備考
主に国家・王朝・家柄・企業・組織などの長期的な繁栄と衰退について用いる、やや硬い表現。「興亡盛衰」「栄枯盛衰」と近い意味で使われる。
別表記
- 興廢盛衰
例文
- 古都の城跡を巡ると、かつての王朝の興廃盛衰に思いをはせずにはいられない。
- 企業にも興廃盛衰があり、今日の成功が永遠に続くとは限らない。
- この小説は、一族の興廃盛衰を三世代にわたって描いている。