至上命令
読み方:しじょう めいれい
意味
他の事柄よりも最優先され、必ず従うべき命令・要請。また転じて、組織や個人が何よりも優先して実現・遂行すべき課題や方針をいう。「安全の確保は至上命令だ」のように用いる。
由来
「至上」は「この上なく高いこと・最も重要であること」、「命令」は従うように言い渡すことを表す漢語である。中国古典の特定の故事に基づく成語ではなく、近代以降に「最優先で守るべき命令・課題」の意味で用いられるようになった表現と考えられる。正確な成立時期は不詳。
備考
軍事的・組織的な「命令」だけでなく、「何より優先すべき課題」という比喩的な意味でも広く使う。強い義務や優先性を表すため、日常の軽い依頼にはあまり用いない。
補足
- 「史上命令」は誤り。「至上」は『この上なく高い・最優先の』の意である。
- 「至上使命」と混同されることがあるが、至上命令は『最優先で従うべき命令・課題』をいう。
例文
- 乗客の安全を確保することは、運行会社にとって至上命令である。
- 納期を守ることが至上命令となり、チームは業務の優先順位を見直した。
- 災害時には、被災者の命を救うことを至上命令として行動しなければならない。
分類
類義語
- 最優先事項
- 絶対命令
- 最重要課題
対義語
- 任意事項
- 努力目標