自覚自証
読み方:じかく じしょう
意味
仏教で、自ら悟りを開き、その悟りを自ら確かに体得・証明すること。外から教えられたり、他人に保証されたりするだけではない、仏自身の直接的で主体的な悟りをいう。特に釈迦の悟りを指して用いられる。
由来
漢訳仏典や仏教思想に基づく仏教語で、「自覚」は自ら真理を悟ること、「自証」はその悟りを自ら体得し確証することをいう。釈迦が自ら到達した悟りを表す語として用いられてきた。ただし、「自覚自証」という四字の形での特定の初出典籍・成立年代は不詳である。
備考
主に仏教・禅宗などの宗教的文脈で使う語で、日常会話ではまれ。「自覚」は一般語としても使うが、「自覚自証」は悟りの体得を表す専門的な表現である。
別表記
- 自覺自證
例文
- 釈迦の悟りは、師から授けられた知識ではなく、自覚自証の境地として説かれる。
- 禅では、経典の知識だけでなく、自覚自証に至る実践が重んじられる。
- 彼は教義を暗記するだけでは満足せず、自覚自証を目指して修行を続けた。
分類
類義語
- 自悟自証
- 自証
- 自内証