綿綿不断
読み方:めんめん ふだん
意味
細く長く、少しも途切れずに続くこと。また、そのように絶え間なく続いているさま。「綿綿」は糸が長く連なるように続く意、「不断」は中断しない意である。伝統・努力・思い・流れ・音などが長期間続く場合に用いる。
由来
中国古典『孔子家語』の「観周」にある「涓涓不壅、終為江河。綿綿不絶、或成網羅(涓涓としてふさがれなければ、ついには江河となり、綿綿として絶えなければ、あるいは網羅となる)」に見える「綿綿不絶」に基づく表現とされる。「綿綿不断」は、その「絶えず続く」という意味を「不断」で強めた語である。『孔子家語』の現行本は中国・三国時代の魏、3世紀ごろに成立したとされる。
備考
主に文章語・改まった表現で用いる。「延々と続く」よりも、細くても粘り強く長く続くという趣がある。悪い物事にも使えるが、伝統・努力・流れなど肯定的な対象に使われることが多い。
別表記
- 綿々不断
補足
- 「面面不断」とは書かない。正しくは「綿綿不断」。
- 「不断」を「普段」の意味と取り違えない。ここでは「絶えない・中断しない」という意味。
例文
- 地域の人々の支えによって、この祭りは数百年にわたり綿綿不断と受け継がれてきた。
- 山あいの泉からは、綿綿不断と澄んだ水が湧き出している。
- 彼女は目立たない仕事にも綿綿不断と努力を重ね、ついに大きな成果を上げた。
分類
類義語
- 連綿不断
- 連綿不絶
- 滔滔不断
- 絶え間ない
対義語
- 断続
- 途切れ途切れ
- 一時的