粗製濫造
読み方:そせい らんぞう
意味
粗末な品質の物や文章・作品などを、十分な吟味をせず、むやみやたらに大量に作ること。また、そのようにして作られた物が多く出回ること。製品だけでなく、出版物、記事、映像作品などにも用いる。
由来
中国近代の文章に見られる語で、魯迅の随筆「商賈の批評」(1934年)を収めた随筆集『花辺文学』に「粗製濫造」の用例がある。日本語でも、粗末に作る意の「粗製」と、むやみに多く作る意の「濫造」を重ねた四字熟語として定着した。
備考
批判的な意味で用いる語であり、人や作品を直接「粗製濫造」と評する場合は強い非難となる。「粗製乱造」も表記される。
別表記
- 粗製乱造
例文
- 内容を十分に検証せず、似たような解説記事を粗製濫造してはいけない。
- 一時の流行に乗って粗製濫造された商品は、すぐに消費者の信頼を失った。
- 制作本数だけを評価する制度は、質の低い作品の粗製濫造を招きかねない。
分類
類義語
- 濫造
- 乱造
- 粗悪品の量産
- 手抜き生産
対義語
- 少数精鋭
- 品質本位