少数精鋭
読み方:しょうすう せいえい
意味
人数は少ないが、その中から特に能力・技術・意欲などに優れた者だけを選び抜いた集団をいう。また、そのように人数を絞って質の高い人材で構成する方針も指す。軍隊・企業・スポーツチームなどについて用いる。
由来
中国古典の特定の故事・典籍に基づく四字熟語ではなく、近代以降に日本で定着した表現とされる。とくに明治期以降の軍事用語・組織論の文脈で、「少ない人数」と「精鋭」を結び付けて用いられ、20世紀を通じて企業やスポーツなどにも広まった。成立年や単一の出典は明確でない。
備考
人員が少ないこと自体を褒める語ではなく、少人数ながら優秀な人材がそろっていることを表す。人手不足や過重労働を正当化する意味で用いる場合は注意が必要。
例文
- この開発チームは少数精鋭なので、一人ひとりが幅広い業務を担当している。
- 同社は大量採用ではなく、専門性を重視した少数精鋭の組織づくりを目指している。
- 代表チームは少数精鋭の選手で編成され、厳しい大会に臨んだ。
分類
類義語
- 精鋭部隊
- 選りすぐり
- 精兵
- 少数選抜
対義語
- 烏合の衆
- 人海戦術
- 多数動員