簡明扼要
読み方:かんめい やくよう
意味
文章や話の内容が、簡単で分かりやすく、しかも大切な要点をしっかり押さえていること。「簡明」は簡潔で明らかなこと、「扼要」は要点を押さえることをいう。
由来
「簡明(簡潔で明らか)」と「扼要(要点を押さえる)」を結び付けた近代中国語由来の四字熟語である。中国では毛沢東の「党委会の工作方法」(1949年)に用例があり、話や文章を簡潔にして要点を捉えるべきだという文脈で用いられた。日本語でも主に文章・説明・報告などを評価する語として使われる。
備考
主に文章・説明・発言の分かりやすさをほめる際に用いる。日常会話よりも、論文、報告書、ビジネス文書などのやや硬い場面で使われやすい。
補足
- 「扼要」を「握要」と書くのは誤り。扼には「押さえる・つかむ」の意がある。
- 「かんめいあくよう」ではなく、「かんめいやくよう」と読む。
例文
- 報告書は、結論と根拠が簡明扼要にまとめられていて、非常に読みやすい。
- 限られた時間の発表では、事実を簡明扼要に説明する力が求められる。
- 彼の回答は簡明扼要であり、会議の参加者全員が方針をすぐに理解できた。
分類
類義語
- 簡潔明瞭
- 要領簡潔
- 簡明直截
対義語
- 冗長煩雑
- 繁雑冗長