竜行虎歩
読み方:りゅうこう こほ
意味
竜が進み、虎が歩くように、威厳と力強さを備えて堂々としているさま。特に、英雄・豪傑・将来大きな地位に就く人物などの、非凡で雄大な姿や歩きぶりをいう。
由来
中国南朝の正史である宋書の「武帝紀」に見える語。宋の武帝・劉裕について、「龍行虎歩、視瞻不凡(竜のように行き、虎のように歩み、見た目が並外れている)」と評した記述に由来する。宋書は沈約によって5世紀後半、488年ごろに編纂された。
備考
本来は英雄や帝王となる人物の、威厳ある姿をいう重厚な褒め言葉。日常会話より文章語・評伝・歴史小説などで用いられる。旧字体では「龍行虎歩」とも書く。
別表記
- 龍行虎歩
例文
- 式典会場へ入る新任司令官の姿は、まさに竜行虎歩であった。
- 評論家は、その若い政治家の堂々たる振る舞いを竜行虎歩と評した。
- 小説では劉裕が、竜行虎歩の相を備えた英雄として描かれている。
分類
類義語
対義語
- 鶏行鴨歩