硝煙弾雨
読み方:しょうえん だんう
意味
火薬の煙が立ちこめ、弾丸が雨のように激しく飛び交う戦場のありさまをいう。転じて、きわめて危険で激しい争いや混乱のただ中にある状況を表すこともある。
由来
「硝煙」は火薬が燃えた煙、「弾雨」は弾丸が雨のように降りそそぐことを表す語で、この二語を組み合わせた四字熟語である。火器を用いる近代戦の情景を漢語的に表した近代以降の表現と考えられ、特定の中国古典・日本古典を典拠とする故事成語ではない。成立した正確な年・初出は不明。
備考
主に実際の戦争・戦場について用いる、緊迫感の強い語である。比喩的に激しい競争や論争を表すこともあるが、戦争被害を連想させるため、軽い場面での使用には注意が必要。
例文
- 兵士たちは硝煙弾雨の戦場をくぐり抜け、負傷者の救助に向かった。
- その記者は硝煙弾雨の中でも現地の状況を世界へ伝え続けた。
- 交渉の場は硝煙弾雨さながらの激しい論戦となった。
分類
類義語
- 砲煙弾雨
- 戦火
- 銃火