相扶相助
読み方:そうふ そうじょ
意味
人々が互いに支え合い、助け合うこと。「扶」は支える、「助」は助ける意で、共同体の中で協力して困難を乗り越えるような関係をいう。
由来
中国古典『孟子』滕文公上にある「出入相友、守望相助、疾病相扶持(外出や出入りには互いに友となり、見張りや防備では助け合い、病気の際には支え合う)」という記述に基づく表現とされる。『孟子』は戦国時代(紀元前4~3世紀ごろ)の思想書である。
備考
やや硬く、文章語・標語的な表現。日常会話では「助け合う」「相互扶助」を用いることが多い。「相扶」は支え合うこと、「相助」は助け合うことを表す。
誤用・混同注意
- 「そうごふじょ」と読むのは誤り。標準的な読みは「そうふそうじょ」。
- 「相互相助」とするのは一般的な定着表記ではない。
例文
- 災害時には地域住民が相扶相助の精神で避難所を運営した。
- 困難な事業だからこそ、部署を越えて相扶相助する姿勢が必要だ。
- 彼らは長年、相扶相助しながら厳しい環境で暮らしてきた。
分類
類義語
- 相互扶助
- 相互協力
- 助け合い
- 相互支援
対義語
- 孤立無援
- 利己主義