皮相浅薄
読み方:ひそう せんぱく
意味
物事の表面だけを見ていて、本質への理解や考えが浅いこと。また、そのような見解・知識・議論をいう。「皮相」は表面だけにとらわれること、「浅薄」は知識や考えに深みがないことを表す。
由来
「皮相(皮膚の表面だけを見るように、物事の本質を見ないこと)」と、「浅薄(知識・考えが浅く深みのないこと)」という、いずれも漢語由来の語を重ねた表現である。この四字熟語としての特定の古典典拠や成立時期は明確ではなく、古くから用いられる漢語を組み合わせた語と考えられる。
備考
主に見解・知識・議論・判断などを批判的に評する語である。人そのものを「皮相浅薄な人」と断じると強い非難になるため、使用場面に注意する。
例文
- 十分な資料を確認しないまま結論を出すのは、皮相浅薄な判断だ。
- その評論は流行だけを追っており、作品の背景への理解が皮相浅薄だと批判された。
- 相手の事情を知らずに非難するのは、皮相浅薄な見方になりかねない。
分類
類義語
- 皮相之見
- 浅見寡聞
- 管見蠡測
- 浅薄
- 粗浅
対義語
- 深謀遠慮
- 深遠高邁
- 博識多才