百思不解
読み方:ひゃくし ふかい
意味
何度も繰り返し考えてみても、理由や意味が分からず、理解・解決できないこと。「百」は数が多いことを誇張していい、「不解」は解けない、理解できない意である。
由来
中国・清代の紀昀(きいん)による随筆集『閲微草堂筆記』に見える「此真百思不得其解矣(これはまことに、いくら考えてもその答えが分からない)」に由来する。成立は18世紀末(おおむね1789~1798年ごろ)。日本では、原句の「百思不得其解」を縮めた「百思不解」が四字熟語として用いられる。
備考
文章語・やや硬い表現であり、日常会話では「どうしても分からない」「不可解だ」と言うことが多い。単に知識がないというより、よく考えた上でも理解できないというニュアンスを持つ。
例文
- 何度資料を読み直しても、なぜこの数値だけが大きく変動したのか百思不解だ。
- 彼が十分な説明もなく計画を中止した理由は、私には百思不解であった。
- 専門家の解説を聞いてもなお百思不解で、調査を続けることにした。
分類
類義語
- 不可解
- 理解不能
- 百思莫解
- 難解至極
対義語
- 一目瞭然
- 明白簡易
- 氷解