痙攣発作
読み方:けいれん ほっさ
意味
筋肉が本人の意思に反して急に収縮・けいれんし、手足や全身が震えたり硬くなったりする発作。意識が失われたり、反応が鈍くなったりする場合もある。てんかん、高熱、脳の病気、代謝異常など、さまざまな原因で起こりうる。
由来
「痙攣(けいれん)」と「発作(ほっさ)」を組み合わせた近代以降の医学用語である。「痙攣」は不随意の筋収縮、「発作」は病気の症状が急に起こることを指す。正確な成立時期は明らかでないが、西洋医学の受容と医学用語の整備が進んだ明治期以降に定着した表現と考えられる。
備考
医学・医療の分野で用いる四字漢語であり、故事成語型の四字熟語ではない。てんかんだけを指す語ではなく、高熱などによる一時的なけいれんにも用いられる。
別表記
- けいれん発作
補足
- 「痙攣発作」はてんかんだけを意味するという理解は不正確である。
- 「痙攣」は常用漢字外のため、公的・医療向けの文章では「けいれん発作」と表記されることがある。
例文
- 乳児が高熱に伴う痙攣発作を起こしたため、救急を受診した。
- 医師は、痙攣発作が続いた時間と発作中の意識の状態を確認した。
- 痙攣発作が五分以上続く場合は、速やかに救急要請を検討する。
分類
類義語
- けいれん
- ひきつけ