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異名同実

読み方

いめい どうじつ

意味

名称や呼び方は異なっていても、指している対象・内容・実質は同じであること。複数の名称、制度、考え方などが、実際には同一のもの、またはほぼ同じ内容を表す場合にいう。

由来

中国の戦国時代(紀元前4~3世紀ごろ)に成立したとされる『荘子』の「知北遊」にある「異名同実、其指一也(名は異なっても実は同じで、その指すところは一つである)」に基づく故事成語である。

分類・構成

備考

やや硬い文章語・評論語。単に言葉の意味が同じである場合よりも、名称の違う事物や制度などの実体が同じであることに重点がある。

誤用・混同注意

  • 「同名異実」と混同しない。「同名異実」は同じ名称でも実質・内容が異なることをいう。
  • 「異名同義」は語の意味が同じであることに重点があり、「異名同実」とは対象となる実体に重点の違いがある。

例文

  • 「在宅勤務」と「リモートワーク」は用いられる場面に多少の差はあるが、多くの場合は異名同実として扱われる。
  • 旧制度と新制度は名称こそ違うものの、支援の内容は異名同実だ。
  • 地方によって料理の呼び名は異なるが、材料も作り方も同じなら異名同実といえる。

類義語

  • 異名同体
  • 同物異名
  • 異名同義

対義語

  • 同名異実
  • 名実相違

この四字熟語に使われている漢字