画脂鏤氷
読み方:がし ろうひょう
意味
脂に絵を描いても跡が残らず、氷に彫刻してもすぐ溶けてしまうことから、いくら骨を折っても成果が残らないこと。努力がむだになり、何の役にも立たないたとえ。
由来
中国・北斉の顔之推が著した『顔氏家訓』「勉学」にある「画脂鏤氷、費日損功」に由来する。脂に描き、氷に彫るように形が残らない行為をたとえ、日を費やして功を損なうことを戒めた表現である。
備考
文章語・漢文調の硬い表現。日常会話では「無駄骨」「徒労」のほうが一般的。努力そのものより、成果が残らない点を強調する。
例文
- 計画も立てずに資料を作り直すだけでは、画脂鏤氷に終わってしまう。
- その場しのぎの改革は、結局は画脂鏤氷で、組織には何も残らなかった。
- 基礎を学ばずに難問ばかり解くのは、画脂鏤氷の努力になりかねない。
- 保存方法を考えずにデータを集めても、画脂鏤氷というものだ。
- 彼の忠告を聞かなければ、何度改善を試みても画脂鏤氷だろう。
分類
類義語
- 徒労無益
- 労而無功
- 無駄骨折り
- 徒労に終わる