瓏瓏兀兀
読み方:ろうろう こつこつ
意味
物事の細部まで明らかで、くっきりと際立っているさま。特に、道理・事情・論旨などが曖昧さなく明晰であることをいう。
由来
「瓏瓏」は玉のように明るく澄んでいるさま、「兀兀」は高く抜きん出ているさまを表す漢語の畳語である。両語を重ねて、明瞭で際立つ状態を表した語とされる。特定の典籍を典拠とすることや正確な成立年代は確認しにくく、成立時期は不明である。
備考
日常会話ではほとんど用いられない、きわめて文章語的で難解な表現。「兀兀」を「こつこつ努力する」という意味だけで捉えず、ここでは明瞭さ・際立ちを表す語として理解する。
誤用・混同注意
- 「兀兀」を「地道に努力すること」の意味だけと解釈し、この語全体を勤勉さを表す語だと誤解することがある。
例文
- その論文は論旨が瓏瓏兀兀としており、著者の結論が明確に伝わる。
- 資料を丹念に照合した結果、事件の経緯が瓏瓏兀兀たるものとなった。
- 師の説明は瓏瓏兀兀で、複雑な理論でも要点を理解しやすかった。
分類
類義語
対義語
- 曖昧模糊
- 混沌不明