王侯将相
読み方:おうこう しょうしょう
意味
王や諸侯などの君主・貴族と、将軍や宰相などの高位の官僚をまとめていう語。転じて、政治・軍事を担う非常に身分や地位の高い人々、支配階級を指す。
由来
中国の歴史書『史記』の「陳渉世家」に見える語。秦末の紀元前209年、農民出身の陳勝(陳渉)が反乱を起こした際、「王侯将相、寧有種乎(王侯や将相となる者に、あらかじめ決まった血筋があるだろうか)」と語ったとされる。『史記』自体は前漢・紀元前1世紀ごろに司馬遷が編纂した。
備考
「王侯」は王・諸侯、「将相」は将軍・宰相を指す。現在は特定の身分制度をいうほか、比喩的に「社会的地位の非常に高い人々」の意味でも用いる。
例文
- 彼は王侯将相の家柄に生まれたわけではなく、自らの才覚で地位を築いた。
- 古代中国では、王侯将相の判断が国家の命運を大きく左右した。
- 陳勝の「王侯将相、寧有種乎」という言葉は、身分による固定観念への反抗を象徴している。
分類
類義語
- 王公貴族
- 高官顕爵
- 公卿将相
- 王侯貴族
対義語
- 庶民百姓
- 一般庶民
- 匹夫匹婦