玉潤珠円
読み方
ぎょくじゅん しゅえん
意味
玉のようになめらかで潤いがあり、珠(真珠)のように丸く美しいこと。主に、歌声がなめらかで美しい様子、または文章がよどみなく流麗で美しい様子をたとえる。
由来
中国の唐代(7世紀後半〜8世紀初め)の詩人・張文琮(ちょうぶんそう)による「詠水」の句「方流涵玉潤、円折動珠光」に由来するとされる。水の光沢となめらかな流れを、潤いのある玉と丸く光る珠にたとえた表現から、後に歌声や文章の流麗さをいう成語となった。
備考
文章・朗読・歌声などの上品で流麗な美しさをほめる、文語的な表現。「珠円玉潤(しゅえんぎょくじゅん)」ともいう。日常会話では「流麗」「なめらかで美しい」などと言い換えることが多い。
例文
- 彼女の歌声は玉潤珠円で、会場の聴衆を静かに魅了した。
- この随筆は玉潤珠円の文体で、難しい内容も自然に読み進められる。
- 師は弟子の朗読を聞き、「以前より玉潤珠円の趣が出てきた」と褒めた。
類義語
- 珠円玉潤
- 流麗優美
- 字正腔円