燕雁代飛
読み方:えんがん だいひ
意味
春に渡来する燕(つばめ)と、秋に渡来する雁(がん)が、入れ替わるように飛ぶこと。季節が次々に移り変わり、歳月が非常に早く過ぎ去ることのたとえ。
由来
春の鳥である燕と、秋の鳥である雁が交替して姿を見せる渡り鳥の習性に基づく成語である。中国の漢文的表現を背景にもつが、特定の初出文献および正確な成立年代は明確ではない。日本では、季節の移ろいや時の経過の速さを表す四字熟語として用いられる。
備考
日常会話で頻繁に使う語ではなく、文章語・漢語的な表現である。「燕」は春、「雁」は秋を象徴し、鳥そのものを観察した情景よりも、季節や年月の速い推移をいう。
例文
- 卒業してから十年が過ぎたとは、まさに燕雁代飛の感がある。
- 子どもの成長を見ていると、燕雁代飛で年月の速さに驚かされる。
- 忙しく仕事に追われるうちに一年が終わり、燕雁代飛を実感した。