無礼千万
読み方:ぶれい せんばん
意味
この上なく無礼であること。「千万」は程度がきわめて甚だしい意を表すため、相手の言動などを、非常に礼儀を欠き、許しがたいほど失礼だと強く非難する表現である。
由来
特定の故事や古典の一節に基づく語ではない。「無礼」に、数量語の「千万」が転じて「この上なく・非常に」の意を表す接尾的な語として付いた表現である。成立時期を特定できる資料は明確ではないが、日本語として古くから用いられてきた漢語的表現である。
備考
強い非難や憤りを込める、やや硬い表現。「無礼千万だ」「無礼千万な態度」のように用いる。親しい日常会話では、冗談めかして使われることもある。
別表記
- 無礼千萬
補足
- 読みを「ぶれいせんまん」とするのは一般的ではなく、標準的には「ぶれいせんばん」と読む。
- 「千万」を単なる大きな数と捉えるのは誤りで、この語では「この上なく」の強調を表す。
例文
- 事情も聞かずに彼を犯人扱いするとは、無礼千万だ。
- 客の前であくびをしながら応対するなど、店員として無礼千万である。
- 先輩の忠告を笑い飛ばすとは、まったく無礼千万な態度だ。
分類
類義語
- 失礼千万
- 無作法千万
- 不躾千万
- 傍若無人
対義語
- 礼儀正しい
- 慇懃有礼
- 謙虚謹慎