焚膏継晷
読み方
ふんこう けいき
意味
灯火の油を燃やして夜も学び、昼の日光が尽きても学び続ける意から、昼夜を問わず非常に熱心に学問や仕事に励むこと。たゆまず努力を重ねることをいう。
由来
中国・唐代(8世紀後半~9世紀初め)の文人、韓愈が著した文章「進学解」にある「焚膏油以継晷(膏油を焚きて以て晷に継ぐ)」に基づく。膏油は灯火用の油、晷は日影・日光を表す。昼は日光の下で、夜は油を燃やした灯火の下で学び続けるという意味から生まれた。
分類・構成
備考
主に、学問・研究・技芸などに昼夜を惜しんで励む場面で使う、格調高い表現である。単なる長時間労働を称賛する語としては用法に注意し、努力の熱心さを表す文脈に用いる。
誤用・混同注意
- 「晷」を「影」と書き換えるのは誤り(正しくは「焚膏継晷」)。
- 「焚膏継機」「焚膏継期」などと書くのは誤り。
- 「ふんこうけいき」と読む。「焚」を「ぼん」と読んで「ぼんこうけいき」とするのは誤り。
例文
- 彼は試験を前に焚膏継晷の努力を重ね、難関資格に合格した。
- 研究者たちは新薬の開発に向けて、焚膏継晷の思いで実験を続けた。
- 若い頃に焚膏継晷して身につけた知識が、今の仕事の基礎になっている。