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点頭之諾

読み方:てんとう の だく

意味

相手の申し出や意見に対し、頭をうなずかせて、よく考えずに承諾すること。軽々しく「はい」と同意することをいい、安易な承諾や無責任な請け合いを批判的にいう場合が多い。

由来

「点頭」は頭を縦に動かしてうなずくこと、「諾」は承知・承諾の意である。これらを中国語の助字「之」で結んだ語で、「うなずいて与える承諾」という意味になる。特定の古典作品を直接の典拠とする故事としては明確でなく、成立時期も不詳である。

備考

文語的・やや硬い表現で、日常会話では「安請け合い」と言うことが多い。「点頭の諾」とも表記する。重い約束を守る意の「一諾千金」とは対照的である。

別表記

  • 点頭の諾

補足

  • 「一諾千金」のような、重く信頼できる約束の意味だと解するのは誤り。軽々しい承諾をいう。
  • 「点頭」を頭を下げて謝ることだと解するのは誤りで、ここでは「うなずくこと」を指す。

例文

  • 契約条件を十分に読まずに点頭之諾を与えると、後で不利益を被りかねない。
  • 部長は提案に点頭之諾を示すだけで、予算や実現性を詳しく検討しなかった。
  • 親しい友人からの頼みでも、無理な内容には点頭之諾をせず、事情を確かめるべきだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字