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漂泊無定

読み方:ひょうはく むてい

意味

あちこちをさすらい歩き、住む場所や身の落ち着く先が決まらないこと。また、そのように不安定な境遇にあること。「漂泊」は定まった所なくさまようこと、「無定」は一定していないことをいう。

由来

「漂泊(定まった住居をもたず、さすらうこと)」と「無定(一定しないこと)」を組み合わせた漢語的な四字熟語である。中国古典由来の特定の故事・典拠は確認されておらず、成立した正確な時代・年は不明である。日本語では、人生や境遇が落ち着かず各地を転々とする様子を表す語として用いられる。

備考

人の生活・境遇について用いる、やや文語的で硬い表現である。単なる旅行ではなく、居所や生活の基盤が定まらず、各地をさすらうニュアンスを伴う。

誤用・混同注意

  • 「漂白無定」と書くのは誤り。「漂泊」は、定まった住居をもたずにさすらうことをいう。

例文

  • 彼は若い頃、職を求めて各地を渡り歩く漂泊無定の生活を送った。
  • 戦乱によって故郷を追われた人々は、漂泊無定の身となった。
  • 作品には、漂泊無定の旅人が抱く孤独と自由への憧れが描かれている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字