海内無双
読み方:かいだい むそう
意味
世の中、または国内に、その人や物に並ぶものが二つとないほど、きわめて優れていること。「海内」は四海の内、すなわち天下・世の中をいい、「無双」は比べる相手がいないことをいう。
由来
中国の歴史書『後漢書』に見える語に基づく。「海内」は四方を海に囲まれた天下の内側、すなわち世の中全体を指し、「無双」は並ぶものがない意である。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀ごろに編纂した後漢時代の歴史書。
備考
人・技能・才能・作品などを最大級にほめる、やや古風で格調高い表現。日常会話では「天下無双」や「並ぶものがない」のほうが使われやすい。
別表記
- 海内無雙
補足
- 「かいないむそう」と読むのは誤り。慣用的な読みは「かいだいむそう」。
例文
- 彼の緻密な彫刻技術は海内無双と称され、多くの弟子が集まった。
- その研究者は古文書の解読にかけては海内無双の存在だった。
- この地域の祭礼を支える職人の技は、まさに海内無双といえる。
分類
類義語
対義語
- 平凡無奇
- 十人並み