検索

法界悋気

読み方:ほうがい りんき

意味

嫉妬ややきもちが非常に激しいこと。また、そのように嫉妬深い人をいう。「法界」は全宇宙・あらゆる世界を意味する仏教語であり、嫉妬があまねく及ぶほど甚だしい、という強調を表す。

由来

「法界」は仏教で、あらゆる存在・現象を含む世界、全宇宙を指す語である。「悋気」は嫉妬・やきもちの意。この二語を結び、「全世界に及ぶほど激しい嫉妬」という比喩的な強調表現として日本語で定着した。特定の仏典の句に由来するものではなく、成立時期や初出文献は明確ではない。

備考

「悋気」は古風な語で、現代では「嫉妬」「やきもち」が一般的。性別を問わず使えるが、古い文学では女性の嫉妬を指す例も多い。通常、「法界」はこの熟語では「ほうがい」と読む。

別表記

  • 法界吝気

補足

  • 「法界」を「ほっかい」と読んで「ほっかいりんき」とするのは誤り。熟語としては「ほうがいりんき」と読む。
  • 「法外悋気」と書くのは誤り。正しくは「法界悋気」。
  • 「悋気」を単に「けち」の意味と解するのは誤り。ここでは嫉妬・やきもちを意味する。

例文

  • 彼は相手の友人関係にまで口を出すほどの法界悋気な人だった。
  • 法界悋気を起こして同僚の成功を妬むのではなく、素直に祝福しよう。
  • 些細な会話にも疑いを向ける彼女の法界悋気に、周囲は困っていた。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字