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河魚腹疾

読み方:かぎょ ふくしつ

意味

腹痛・下痢など、腹部や胃腸の病気をいう語。「河魚」は川魚、「腹疾」は腹の病の意で、魚が腐るとき腹から傷むことになぞらえ、人の腹の病を表す。

由来

中国の歴史書『春秋左氏伝(左伝)』宣公十二年(紀元前597年ごろの記事)に見える「河魚腹疾、奈何(河魚腹疾、いかん)」に基づく故事成語である。川魚が腐敗する際に腹部から傷むという観察を、人の腹の病にたとえた表現とされる。

備考

現代の日常会話ではほとんど用いられず、「腹痛」「胃腸炎」などと言うのが普通である。魚そのものの病気を指す語ではなく、人の腹部の病気のたとえとして使う。

誤用・混同注意

  • 「河魚腹痛」と書くのは誤り。正しくは「河魚腹疾」。
  • 「かぎょふくしつ」を、実際に川魚が腹の病気になる意味だと誤解しないよう注意する。

例文

  • 旅先で河魚腹疾にかかり、予定を変更して宿で休養した。
  • 暴飲暴食を続ければ、河魚腹疾のような腹の病を招きかねない。
  • 古い記録には、将軍が河魚腹疾のため出陣を見合わせたとある。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字