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沆瀣一気

読み方:こうかい いっき

意味

複数の人が考え・気持ち・利害を同じくし、強く結び付いて行動すること。現代では特に、不正や悪事に関わる者どうしが気脈を通じ、結託しているという非難の意味で用いられることが多い。

由来

中国・唐の乾符2年(875年)、科挙の試験官であった崔沆(さいこう)が、崔瀣(さいかい)を合格させたことに由来する。二人の名を合わせた「沆瀣」を用い、世間の人が試験官と門下生を「沆瀣一気」と評したという。この話は北宋の銭易が11世紀初頭ごろに著した『南部新書』に見える。

備考

本来は考えを同じくすることを表すが、現代日本語では「悪い仲間どうしの結託」という否定的な響きが強い。単に仲がよいという褒め言葉には、通常「意気投合」を用いる。

誤用・混同注意

  • 「沆瀣」を「こうけい」などと誤読しない。標準的な読みは「こうかい」。
  • 単に仲がよいという肯定的な意味に限定して理解するのは不適切で、現代では悪事への結託を非難する文脈で使われることが多い。

例文

  • 不正を隠そうとする幹部たちは沆瀣一気となり、内部告発者を排除しようとした。
  • その二社は業界団体の中で沆瀣一気となり、自社に有利な制度改正を求めた。
  • 彼らは以前から沆瀣一気であり、今回の決定にも裏で関与していたようだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字